開発の経緯
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高まるセキュリティの重要性
安全な社会を実現するために -
UVSSが開発されたのは、今から20年ほど前。自衛隊基地の警備向けに、スタートしたプロジェクトだった。求められていたのは、車両下部を撮影し、不審物を容易にチェックできること。そして、一般道での検問などにも使えるように、持ち運びができることだった。同ソリューションの開発を手がけた社員は、プロジェクトスタート時に抱いていた想いを次のように話す。
「一般的な手鏡での車両下部の確認は、『視認性が悪い』『手間が掛かる』『夜間や悪天候時には実施が困難になる』などさまざまな課題を抱えていました。また、既存の撮影装置は大掛かりな物が多く、可搬性がありませんでした。この製品を開発することで、ユーザーのニーズに対応し、安全な社会の実現に貢献したい。そんな想いを抱いて開発に臨みました」