開発の経緯
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未来に目を向けて
来るべき脅威の解決策を打ち出す -
PSEの構想がスタートしたのは、まだサイバー攻撃が多様化・高度化する以前の2005年。とあるシステム開発において、インターネット環境から機密情報を取り扱うネットワーク環境に情報を取り込むにあたり、物理的にネットワークを切り替えて情報を取り込む仕組みを実現したことがきっかけだった。同ソリューションの製品化を手がけた社員は、PSEに込めた想いや狙いをこう語る。
「当時は、まだインターネットにつながった環境で業務をすることが主流だった時代。ただし、中長期的な未来に視野を広げると、『情報漏洩や搾取、サイバー攻撃などの脅威に対して、いかに機密情報を守りつつインターネット環境を扱えるようにするか』は、あらゆるビジネスにとって大きな課題であると考えられました。このプロジェクトで実現した価値には、その課題を解決へと導く可能性がある。そんな想いを抱いて、このソリューションを製品化しようと考えたわけです」